PHOTOCOPIEU "CAPE-SLEEVE SHIRT DRESS (HALVARI)"
オーラのように揺れるシルクジョーゼットのドレス。
ハンガーにかかったこのドレスの姿は身頃が細すぎて着用感を想像できない佇まいですが(この佇まいも可愛いですが)、 袖を通してみると、自分がとても大切なもののように優しく包まれる感覚に陥ります。
デリケートな透け感の軽やかさを感じさせつつ動いた時に体の線を拾うドレープ感が美しいのは、このファブリックが見た目よりも重量があることに起因する。
シルクは織った段階ではオーガンジーのようでいて、更にこのサテンの生地にスウェード加工をかけてあえて光沢を弱め、 柔らかく薄く仕上げています。
生地屋さん、機屋さん、加工屋さんの技術によりできあがったこの生地を最高に生かしたいと、 6 回ほどのトワル作成を試み、元々デザインを多用した有機的なドレスが変形してこのようなミニマルな形となりました。
前立てには水を感じる貝ボタンを配置。
-PHOTOCOPIEU-フォトコピュー
CAPE-SLEEVE SHIRT DRESS -HALVARI
COL : BLACK
SIZE : 38
MATERIAL: SILK 100% (15m/m)
(SATIN GEOGETTE (SUEDE FINISH ))
MADE IN JAPAN
《ゆき丈・着丈》
SIZE : 38ー65.0cm・139.0cm
ABOUT
パリで出会ったしなやかで強い女性たちの姿勢への共感から、
女性的なシルエットと強い佇まいを共存させたフォトコピューのウェアは生まれた。
表面的な飾りを潔く削る反面、手の温かみによって作られた切り替えのライン、
有機的で女性の体が見え隠れするフォルムは、着るものにも見るものにも感情に熱を帯びさせる。
日々の暮らしに溶け込みながらも印象的なシルエット、
着心地を追求した日常着は、徐々にその人らしさを体現する生活に必要な道具となるだろう。
DESIGNER
竹内 美彩
東京での4年間の企業デザイナーを経験し、神戸ファッションコンテストでの受賞をきっかけに渡仏。
パリ・サンディカを卒業、イザベルマランやヴェロニクルロワでデザインの経験を経て,
2019年秋冬に自身のブランドであるフォトコピューを設立する。
