RIER 2023AW

-RIER-

PRADA・MIU MIU・LOUIS VITTONでの経験を経て、PARISを拠点にAndreas Steiner(アンドレアス・ステイナー)によって2019年よりレーベルがスタート。

デザイナーのアンドレアスは、アルプス東部、オーストリアと北イタリアの間に位置する南チロル地方出身で、アルプス東部の職人たちが何世紀にもわたって培ってきたノウハウと、エレガントでありながら機能的な美学という独自のビジョンを融合させている。

RIERのデザインには、アンドレアスが育った南チロル地方の伝統、工芸、自然、ライフスタイルや受け継がれてきた美学が反映されています。南チロルに固有の生地、スタイル、職人技を、パリのような現代的な街並みに文脈化することで、デザイナーは新しいラグジュアリーの定義をエレガントに表現し、時代を超越した美学、耐久性、機能性に根ざしたものを大切にしています。南チロル地方の特性をベースに、現代の都市生活のライフスタイルを取り入れた、ジェンダーレスなコレクションを発表しています。

当店では今シーズンより取り扱いを開始したRIER(リア)。

オーストリアからイタリアにまたがるアルプス山脈近郊の地域のことを、総称してチロル地方と呼びます。

コレクションの中でも目を引くのは花柄のアイテム。
花柄はチロル地方に伝わる伝統的な柄で衣装の装飾として古くから使用されています。刺繍される"花"は村ごとに異なっているのも特徴のひとつ。

花柄というと、女性的なイメージがありますが、チロルの歴史をたどると男性のみが着用できた柄。
RIERではあえて、性別に垣根を設けずユニセックスで提案しています。

使用されている生地は、ローデンウール。
オーストリアのローデンス村発祥の圧縮ウール素材です。
特徴として、防水性、耐久性に優れ、汚れにも強く、環境にやさしい素材です。

チロル地方のクラシカルで伝統的な文化を重んじつつ、生地感やシルエット、パイピングなどのパーツで、現代的にアップデートし、RIERのフィルターを通すことで独自の世界観を表現しています。