TENDER Co. "TYPE 457 FROCK SHIRT / RINSE"
FROCK SHIRTは、3つポケットのワークシャツとテーラードのフロックコートを組み合わせたデザインです。生地は地の目を横方向に使って裁断され、サイドシームはなく、肩線はネック中心から後方へ傾斜しながらアームホールの後ろ側へと続き、さらに袖の後ろ側を通ってカフへ至る袖の縫い目と接続されています。この裁断方法は18〜19世紀のドレスコートを想起させるもので、傾斜した肩線によって前面がよりすっきりと見え、わずかなバイアス(斜め方向の伸び)によって生地を芯地の上に馴染ませることができます。シャツは深くラウンドしたテールでカットされ、縫製にはすべてコットン糸を使用。染色されたコットンで包まれたメタルボタンと、Made in USAのブルーラベルで仕上げられています。
TYPE 457 FROCK SHIRT
COL : RINSE
SIZE : 4
MATERIAL : COTTON 100%
MADE IN USA
《肩幅・袖丈・着丈・身幅》
SIZE:4ー54cm・67cm・83cm・62cm
・TENDER Co. MADE IN USAについて・
2024年、TEDER Co.はイギリスのグロスタシャーからアメリカ・ペンシルベニアへ拠点および生産を移しました。長距離での運営を避けるため、新しいシーズナルガーメントは新拠点の近くで縫製されています。デザインとパターンカッティングは引き続き社内で行われていますが、生産国ごとに独自の個性や特徴があります。同じ場所でデザインと製造を並行して行うことで、より一貫性と完成度の高い製品が生まれると考えています。
TEDER Co.の衣服が独特の風合いを持つ理由のひとつは、使用するミシンの選定にあります。イギリスで縫製されていた製品は主に、フィード・オブ・ジ・アーム式のシングルパスによる折り伏せ縫いで仕立てられていました。新しいアメリカの工場ではこれらの機械が使用できないため、シングルニードルミシンを用いて縫製され、ややフラットで洗練された縫い目に仕上がっています。一方で、縫い目は目視で判断しながら2回の縫製工程で仕上げられるため、ステッチラインは完全に均一ではなく、そのわずかな不均一さが人の手仕事らしい味わいを加えています。アメリカ製の衣服には、青いサイズ表記の織りネームが付いています。
【TENDER CO.】
DESIGNER:William Krol
EVISジーンズのヨーロッパライン、ユーロ エビスジーンズ(EURO EVISU)にてデザイナーを務め、その後イギリスのサヴィル・ロウ(Savile Row)でテーラーリングの技術を学び、岡山県児島でデニム生産を学びました。現在はイギリスの服飾学校セントラル・セントマーチンでデニムの授業で講師を務めています。パターンはデザイナーのWilliamが引き、縫製はイギリス、染色はフランスとイギリスで行われています。