THE INOUE BROTHERS... featuring Julien Colombier × ONE KILN CERAMICS "LARGE BOWL"

Regular price ₩491,000

THE INOUE BROTHERS...キュレーションによる、フランス出身のアーティストJulien ColombierとONE KILN CERAMICSのコラボレーションアイテム。

-THE INOUE BROTHERS...featuring Julien Colombier × ONE KILN CERAMICS
LARGE BOWL
COL: BLACK
SIZE: Φ200 × H140mm
MATERIAL:CERAMIC
MADE IN KAGOSHIMA

Style can't be mass-produced...
デザインアートスタジオ「ザ・イノウエブラザーズ」は2004年、デンマーク・コペンハーゲンで生まれ育った日本人兄弟、井上聡と清史の2人によって設立されました。
日本の繊細さと北欧のシンプルさへの愛情を元に生まれたデザインを、彼らは「Scandinasian」(スカンジナジアン)デザインと呼んでいます。
パリを拠点に活動するフランスアーティスト、ジュリアン・コロンビエと彼らの出会いは2015年。
志を同じくする彼らはすぐに意気投合し、親しい友となりました。
ストリートアート出身のジュリアンは、常にメインストリームと離れた場所に身を置くことを好んでいます。
ただひとつ、パリジャンらしくコーヒーと煙草を愛するという点を除いては。
ブラックのキャンバスに色鮮やかなパステルを用いて描かれるのが特徴の彼の作品は、独自性と刺激に満ちています。
けれど井上兄弟が強く惹きつけられるのは、何よりもそのスタイルの瑞々しさでした。
また、近年イノウエブラザーズは、日本の民芸品の新しい形を作り出すことで、彼ら自身の中にある日本のルーツを探索しようとしてきました。
その中で出会ったのが鹿児島の陶磁器ブランド「ONE KILN CERAMICS」の城戸雄介氏です。
伝統技術とミニマムなデザインコンセプトがミックスされた彼の作品たちの中で、地元九州の陶芸文化が見事に昇華されていました。
城戸氏の代表的な手法の一つである、桜島の黒灰を融合させた釉薬を用いたコレクション。
その天然色を目にした時、イノウエブラザーズは、その美しい陶磁器をカンバスとしてジュリアンの色彩豊かなアートワークと融合させてみたい、と閃いたのです。
"Made In Kagoshima"ファースト・コラボレーション・プロダクションは、こうして誕生しました。

《THE INOUE BROTHERS.../イノウエ・ブラザーズ 》
兄の聡は1978年、清史は1980年生まれ。ともにデンマークのコペンハーゲンで生まれ育った。 「ザ・イノウエブラザーズ」の特徴である、日本の繊細さと北欧のシンプルさへの愛情を基本に生まれたデザインを、彼らは「Scandinasian」(スカンジナジアン)デザインと呼ぶ。 聡はコペンハーゲンを拠点にグラフィックデザイナーとして、清史はロンドンを拠点にヘアデザイナーとしても活躍。そこで得た収入のほとんどを「ザ・イノウエブラザーズ」の活動に費やす。

《Julien Colombier / ジュリアン・コロンビエ 》
1972年、パリ生まれ。アトリエと住まいは今もパリ、フランス。ジュリアンは2歳のときから絵を描き始め、アーティストとしてのデビュー展覧会は1993年。 2007年にジュリアンは「黒板にチョーク」というスタイルを始め、パリのハイレベルのアートシーンでみとめられた。 このスタイルは彼が青春時代で一番影響された、グラフティとスケートボードカルチャーから生まれたものだ。 現代のブラックキャンバスにクレパスのスタイルの原点である。 パリのニュースタイルアーティストとして注目されChanelのカール・ラガーフェルドに声をかけられ、2011年にChanelとの初コラボレーションが紹介された。そ の後、クリスタルブランドのBaccarat、 Converse、Maison Pierre Frey、Cartier、Bulgary、Diptyqueなど、さまざまなブランドとのコラボレーションを実施。 ジュリアンのアートは全て自然と植物、またはグラフィックシェープをモティーフにし、繊細さとビビットなカラーのミックスでパワフルに表現されている。

《ONE KILN CERAMICS / ワンキルンセラミックス 》
ワンキルンは、「ひとつの窯」という意味をもつ、鹿児島に拠点を置く、陶磁器工房。
陶芸家・城戸雄介は東京のデザイン専門学校でプロダクト、インテリア等を総合的に学び、自分の手で素材を感じながら創作をしたいという気持ちが強くなり、有田焼窯元での修行を経て故郷の鹿児島でONE KILNを立ち上げる。
当初、独自性を求めて桜島の火山灰を釉薬に用いた“ASHシリーズ”を展開し、県内外で取り扱いがスタート。ものづくりを通して人と?がる楽しさのきっかけとなる。
次に目を向けたのは自分の本籍地である坊津。薩摩半島の最南西端に位置するこの町は、温暖な気候で、美しい海に面し、山の湧き水と潮風によって豊かな土壌が育まれ、そこで野菜や塩を作る人たちと巡り合い感化される。坊津の土を使って生まれたのが“CULTIVATEシリーズ”。
これを機に、他の分野で活躍する国内外のクリエイターとの関わりが深まり、鹿児島から世界に向けて発信、表現していこうという発想が芽生える。そして、ONE KILNのロゴマークにある“MADE IN KAGOSHIMA”には「鹿児島と世界を繋ぐ」という新たな思いが加わる。
ひとつの小さな窯に灯った「火」がどんどん広がり、社会をポジティブに変えていく。
そんなイメージを保ちながら、自由で、創造的な環境の中で、心から信頼できる仲間たちと共に手掛けたものを“Friendship Store”に溢れさせたいという想いで制作を続けている。