PHOTOCOPIEU "CROPPED SHEER TOP / TABITHA / RED"

Regular price ₩157,000

透け感のあるテンセルカシミアリブインナー。 
薄地でありながら、カシミア混で柔らかく暖かい素材のインナー。
コンパクトな丈感が、少しだけ反抗的なエッセンス。
少し余裕のあるサイズでのご購入がおすすめです。

PHOTOCOPIEU-フォトコピュー
CROPPED SHEER TOP-TABITHA
COL : RED
SIZE : 36, 38
MATERIAL : CELLULOSE 90%, CASHMERE 10% 
MADE IN JAPAN
ATTENTION :
とても柔らかい素材を使用している為、着用時にピアスや爪などで生地を痛める可能性があります。
尖っていたり、硬いものになるべく当てないようにご着用をお願いいたします。
洗濯は可能ですが、少し縮みます。 

《肩幅・袖丈・着丈・身幅》
SIZE : 36ー36.0cm・64.0cm・44.0cm・40.0cm
SIZE : 38ー41.0cm・66.0cm・47.0cm・43.0cm

Automne-Hiver 2024-25
見過ごされがちなものへの愛” 
北欧デザインにおける巨匠 ALVA AALTO。
当人をより知るために見た同名の映画では、本人より妻のAINOの存在にとても心を動かされた。
当時は今よりもっと女性が働くのも、ましてや建築に関わるなど多くの試練があったことだろう。
自分を犠牲にしながらALVAを支えた AINOというデザイナーに関しての記述はALVA より大変少ない。
服でいえば、ワークウェアは名もなき大衆のための服だ。
それぞれの労働を共にし各々の修理を施されたウェアは、時を経るごとに仕上がっていく個人に寄り添うオートクチュールと言っても良い。
散らかったアトリエに美しい光が差し、思わず撮った写真。
誰も見ることのなかった名も無き光景を、ゴブラン織でファブリックにした。
散乱したリボンやパソコンのバッテリー。
何でもない日々の光景が、その瞬間にしかない構成という作品を作る。
日々のくらしや人の営みの中で、見過ごされてきたものを拾い上げて可視化していきたい。
そのような思いから、大衆的な服から のインスピレーションをハイエンドな生地や手法で表現したり、ありそうだけど見たことのないバランスを作り上げていくことに 興味を感じている。

ABOUT
東京とパリで女性の生き方を考えながら服を作り続けた10年間と、その答えとしての PHOTOCOPIEU。
アイデンティティは静かな革命。 
フェミニストの意識はないけれど、身近な女性が生きていく上で支障となっている仕事と家庭の両立や、社会の成り立ちについて ストレスを感じ、もっと心地よく生きていける方法はないかなと考えてきました。
10年間の仕事とプライベートのすべての経験を詰め込んだものが、PHOTOCOPIEUのウェアです。
ショーや写真など一瞬のためよりも日々の暮らしをより心地よく生きていくことのために、今まで培ってきたクリエイションの力を使いました。
日々に溶け込みながら、今までとは違う自分を見つける。

パリで出会ったしなやかで強い女性たちの姿勢への共感から、女性的なシルエットと強い佇まいを共存させたフォトコピューのウェアは生まれた。
表面的な飾りを潔く削る反面、手の温かみによって作られた切り替えのライン、
有機的で女性の体が見え隠れするフォルムは、着るものにも見るものにも感情に熱を帯びさせる。
日々の暮らしに溶け込みながらも印象的なシルエット、着心地を追求した日常着は、
徐々にその人らしさを体現する生活に必要な道具となるだろう。

DESIGNER
竹内 美彩
東京での4年間の企業デザイナーを経験し、神戸ファッションコンテストでの受賞をきっかけに渡仏し、パリのサンディカへ留学。
卒業後、ISABEL MARANTやVERONIQUE LEROYで経験を積み、2018年に帰国。
2019年秋冬に自身のブランドであるPHOTOCOPIEUを設立する。