PHOTOCOPIEU "BUSTIER-STYLE JUMPSUIT / KASHMIR / CHARCOAL"
ビスチェを伴ったコンビネゾン。
ワイドなパンツとの対比で、ボーンの入ったビスチェはタイトでソリッド。
バストトップが隠れるか隠れないかの微妙なビスチェの丈感はセンシュアルで、禁欲的、知的なウールな素材との組み合わせが着用者に奥行きを持たせています。
リネンウールの生地は紡毛のラフな見た目に対してエアリーでしなやかなタッチのメッシュ地。
裾に使用したファスナーはラッカーニ。
PHOTOCOPIEU-フォトコピュー
BUSTIER-STYLE JUMPSUIT / KASHMIR
COL : CHARCOAL
SIZE : 38
MATERIAL: WOOL 67%, LINEN 33%
MADE IN JAPAN
《ウエスト・股下・ビスチェ(下幅)・ビスチェ(上幅)・ビスチェ高さ》
SIZE : 38ー80cm・66cm ・70cm
・78cm
・18cm
"FLUX US"
1960年代におこった日常の中に芸術を見出すフルクサスという芸術運動。
既存の芸術活動にとらわれない、日常的な空間を異化するような行為を表現形式とした。
誰でも社会に対して問題定義をして良いし、誰でも芸術的な感覚を持ち合わせている。
より柔軟で現代的にするため元来のラテン語ではなく、英語の"FLUX US"(私たちを流動的にする)をテーマとした。
ABOUT
東京とパリで女性の生き方を考えながら服を作り続けた10年間と、その答えとしての PHOTOCOPIEU。
アイデンティティは静かな革命。
フェミニストの意識はないけれど、身近な女性が生きていく上で支障となっている仕事と家庭の両立や、社会の成り立ちについて ストレスを感じ、もっと心地よく生きていける方法はないかなと考えてきました。
10年間の仕事とプライベートのすべての経験を詰め込んだものが、PHOTOCOPIEUのウェアです。
ショーや写真など一瞬のためよりも日々の暮らしをより心地よく生きていくことのために、今まで培ってきたクリエイションの力を使いました。
日々に溶け込みながら、今までとは違う自分を見つける。
パリで出会ったしなやかで強い女性たちの姿勢への共感から、女性的なシルエットと強い佇まいを共存させたフォトコピューのウェアは生まれた。
表面的な飾りを潔く削る反面、手の温かみによって作られた切り替えのライン、
有機的で女性の体が見え隠れするフォルムは、着るものにも見るものにも感情に熱を帯びさせる。
日々の暮らしに溶け込みながらも印象的なシルエット、着心地を追求した日常着は、
徐々にその人らしさを体現する生活に必要な道具となるだろう。
DESIGNER
竹内 美彩
東京での4年間の企業デザイナーを経験し、神戸ファッションコンテストでの受賞をきっかけに渡仏し、パリのサンディカへ留学。
卒業後、ISABEL MARANTやVERONIQUE LEROYで経験を積み、2018年に帰国。
2019年秋冬に自身のブランドであるPHOTOCOPIEUを設立する。