山内 "縮絨アルパカニット・衿つきプルオーバー / BROWN"
Regular price
₩551,000
Unit price
per
-山内 / YAMAUCHI / ヤマウチ-
24253 / 縮絨アルパカニット・衿つきプルオーバー
COL:BROWN
SIZE:4
MATERIAL
表地 – アルパカ 100%(和歌山産)
MADE IN JAPAN
《肩幅・胸囲・着丈・袖丈》
SIZE:4ー48.0cm,112.0cm,68.0cm,62.2cm
ー商品説明ー (山内HPより)
インコードロック仕様により、一枚の生地を纏ったかのような感覚を覚えるプルオーバー。
羽衿も一枚の生地から成っており、薄く柔らかい襟元が美しく、ストレスフリーな着用感が特徴です。
ー表地説明ー
縮絨アルパカニット (和歌山産地)
カシミヤニットと同じく和歌山の森下メリヤスさんのテキスタイル。
1887年創業深喜毛織さんの厳選されたベビーアルパカの糸を使用し、カシミヤニットと同じくアルパカの縮絨ニットを製作しました。
アルパカの繊維は太いので繊維自体が折れやすく、そのため縮絨するとシワになりやすいという難点があります。
そこで縮絨の仕方、時間を職人技で見極めることにより、試行錯誤の結果スペシャルなニットが完成しました。
アルパカの風合いは残しつつも、手触りはしっとりと滑らかで、絶妙な縮絨加減がとても気に入っています。
厚過ぎず、薄過ぎず、絶妙なバランスのニットは、秋口の羽織から、冬のインナー素材としても最適です。
・インコードロックシリーズ
洋服をミシンで縫うためには縫い代が必ず必要となり、それぞれの箇所に合った縫い代始末を考えることも洋服製作においてはとても重要なことです。
その縫い代の始末の仕⽅や出来栄えで洋服の⾒え⽅は変化するほど、縫製者の腕の⾒せ所ともいえます。
洋服は多数のパーツの組み合わせであり、パーツを合わせる箇所全てに縫い代始末が存在します。
多種多様な始末が存在しますが、時と場合により、その縫い代始末が分厚くなったり、硬くなったり、着⽤感に違和感を覚えることもあるかと思います。
ストレスのない着⽤感を実現するには、洋服の各シームを無くすという発想になることはごく⾃然なことで、近年では、縫うのではなく、接着する、 ニットアイテムのように⼀続きで網⽴てる⽅法など⾊々進化しています。
しかし、このインコードロック仕様は、今まで存在したミシンを使い、全く新しい縫い⽅によってシームレスを実現した⽅法です。
各パーツの端に細いコードを当て、振り幅の⼩さい千⿃ミシンでコードと⾝頃を縫い合わせていく始末の⽅法です。
最初に聞いただけでは全く理解できないのですが、その特許技術を持つ⼯場に出向き、実際に⽬の当たりにした時には、本当に感動し⾔葉を失いました。
今までにあったミシンで全く違う縫い⽅を考え、しかもそれが単に⾯⽩い始末の⽅法ではなく、理にかなった落とし所になり、 しかもその⾒栄えがとても美しいデザインにもなっているインコードロック。
技術⾰新による新たな機械によるものではなく、縫製⽅法をしっかりと踏まえた⽅のアイデアによる全く新しい縫い⽅。
今あるものの中で、いかに新しい提案ができるかを模索している山内のコンセプトにもとても近しいものを感じ、今後もこの縫製方法を使用したアイテムを提案していきたいと思っています。