山内 "塩縮加工コットンリネン・テーラードシャツジャケット "

Regular price ¥74,800

-山内 / YAMAUCHI / ヤマウチ-
COL:SUMI
SIZE:4
MATERIAL
表地 – 綿50% 麻50%(近江産)
MADE IN JAPAN

《 着丈・肩幅・胸囲・袖丈》
SIZE:4ー76cm,56cm,121cm,62cm

ー商品説明ー (山内HPより)
山内の定番シャツで使い続けている生地を用い、一枚仕立てで、軽く気軽に着用できるジャケットを製作しました。
ゆとりのあるパターンで、袖口はシャツのようにカフスを取り付け、カラーは大きくカジュアルな印象を持たせています。
テーラードカラーが苦手な方でも、全く気にならないシャツの延長上にあるアイテムですので、Tシャツの上から羽織り、
ハーフパンツ、サンダルでカジュアルにスタイリングをしたり、とても幅の広い着用方法のあるジャケットです。

ー表地説明ー
塩縮加工コットンリネン (近江産地)
生地の裏側に手を当てると手が透けて見えるほどの薄手の近江産コットンリネンを、強塩縮加工する事で強烈に目が詰まり、縦横30%程生地が収縮します。
縮まる際に生地全体に出てくるランダムなシワとドライな表面が、どこか和紙のようでもあります。
全ての生地が同じような塩縮後の表情になるわけではなく、糸、組織、染色方法、色々な条件により仕上がりが左右しますので、今まで幾度となくテストを繰り返してきた中で、シワが強すぎて主張しすぎるわけでもなく、弱すぎるわけでもなく、また安定して同じ風合いに上がるこの生地に行き着きました。
テキスタイルからデザインが始まる山内ですが、テキスタイルが押し付けがましく主張しすぎてもよくありません。
もっと奥深いところでまた手に取り着用したくなり、一見すると少しの変化に感じますが、あえてその程よく品のあるバランス感覚を大事にモノづくりをしています。
この生地はそんな感覚に常に正してくれる山内になくてはならないテキスタイルの一つです。

染色説明
紀州備長炭染め (岡山県)
炭の超微粒粉末を使用し染め上げる染色方法。
染め上がりは淡いブルーグレー色で、顔料染めのように繊維の表面に固着するため、カジュアルなムラが出るのが特徴的。
柿渋染めとは逆で経年により色が少しずつ薄くなり、消臭、抗菌、防虫など炭本来の効力があるため、湿気の多い日本の夏には特に効果的な染色です。

加工説明
塩縮加工(山梨県)
苛性ソーダ(水酸化ナトリウム)を使用し、独特なシワ感や凹凸を生地に与える加工方法。
とても手間のかかる加工のため、大量加工には向かず、すべて手作業で行います。
また、使用する薬剤が危険を伴うため、高濃度で加工できる工場さんはとても少ない。