山内 "ションヘルリネン/キャバリーツイル・ワークジャケット"

Regular price ¥82,500

-山内 / YAMAUCHI / ヤマウチ-
COL:RED OCHER
SIZE:4
MATERIAL
表地 – 麻100%(尾州産)
MADE IN JAPAN

《着丈 肩幅 胸囲 袖丈》
SIZE:4ー77cm,57.2cm,123cm,61.6cm

ー商品説明ー (山内HPより)
前シーズンから製作しているションヘルリネンアイテムを一年通して私自身着用し、この生地であれば洗いをかけた際の表情がより輝くであろうと思えたため、山内をスタートして初めて、製品になった状態で少しの洗い加工を入れたアイテムとして提案を考えました。
このテキスタイルだからこそ間違いないと思えるシワの表情は、単に味を加えるための加工ではなく、よりよい製品にするために必要であったと確信できるほどです。キャバリーツイルの独特な動きと、リネン特有の角のあるシワ感がとても上品で、山内の丁寧な縫製がベースにあるため、洗い加工を入れても綺麗な印象を全く無くしていません。
山内らしく上品な印象を保ちつつも、気軽に着用できる雰囲気を併せ持つジャケットです。

ー表地説明ー
ションヘルリネン/キャバリーツイル (尾州産地)
前シーズンの使用から、しばらく山内の春夏シーズンとしてはなくてはならない素材の一つと思えるほどに気に入ったテキスタイル。
通常尾州のションヘルはウール用として使用されていますが、そのウール用ションヘルを使いリネン糸をキャバリーツイル組織で織り上げ、仕上がり生地はしっかりと男服の厚みを感じさせる反面、波を打つように動く特有の風合いは一般的なリネン素材とは一線を画します。
尾州でもっとも歴史がある機屋さん曰く、伝統は継承し保守しながら、少しずつ時代に合わせて変化していく部分も必要であるとのことでした。
私のブランドコンセプトも同じく重なる部分が多く、だんだんと考えながら変化していくことは必要と思いますが、あまりに現代はその変化が早すぎます。
ゆっくりと時間をかけて残るモノづくりを目指している山内として、尾州でリネンを織ることの意味もゆっくりと考えていきたいと思います。
また、この生地を使用したアイテムを私自身着用し、この生地はほんの少し洗いをかけた方がより雰囲気が増すと感じました。
山内の「後加工をしない」という一貫したテーマを、この生地であればより良くなると確信し、洗い加工を施すことにしました。
しかし一般的な後加工の「製品洗い」ではなく、生地の状態で一度「洗い加工+タンブラー加工」を行い、その後の生地変化が起こらない状態にしてから縫製、その後もう一度軽い洗い加工を施すという一手間、二手間を入れた加工にしています。