Gorsch the merry coachman "Heather Serge Gesserei Waist Coat / BLACK"

Regular price ¥49,500

南部鉄器の過去の写真を見ていると、ベストを一番上に着ている職人が多いことに気が付きました。 割と肩幅が狭いデザインが多く、当時のシルエットなのかもしれませんが、その感じが良く見えました。
肩幅は少し抑え、しかしアウターとしても使えるように身幅は肩幅とのバランスを考えた上での大きさにしました。デザインしていく過程で、前身頃を後見頃よりも長くしてみた結果バランスが良くなったように思います。

また、当時のドイツの製鉄所では作業着がツギハギでした。当時の写真に映っている作業着の腰ポケットがおそらく付け替えたポケットで、今回の腰ポケットのアイデアの元となりました。ポケッ トが後見頃から続いているように見えるようデザインし、またそれはベントの役割もあります。前端や首ぐり、アームホール端にあえてステッチをかけず、柔らかい雰囲気を強調しました。ステッチもデザインの一つなので、端から端までかけていない場所もあります。アームホール底のカーブは遊びです。

( Gorsch the merry coachman OFFICIALより)

-Gorsch the merry coachman / ゴーシュザメリーコーチマン-
Heather Serge Gesserei Waist Coat
COL:BLACK
SIZE:48,50
MATERIAL:COTTON68% HEMP32%

《肩幅・身幅・着丈》
SIZE:48ー42.0cm・56.0cm・67.0cm
SIZE:50ー44.0cm・58.5cm・68.0cm
(モデル:180cm / 着用サイズ:48)

《Gorsch the seamster / Gorsch the merry coachman》
ゴーシュという名のとある仕立屋見習いの物語。
ある日屋根裏で見つけた古びた足踏みミシンと仕立ての道具、そして3着のジャケット。
ゴーシュは、今は亡き祖父が仕立屋だったことを知る。
祖父の仕事姿を思い描き、それは憧れに変わり、そして同じ道を歩み始めた。
腕はまだまだ未熟だが、仕立技術の向上のみならず、様々な異国に移り住み、異文化に触れ、感じたままにゴーシュらしい物作りに励む。
故郷に想いを馳せ、いつの日かその地での物作りを通して、
様々な国の人々に "Gorsch" を楽しんでもらいたい、そんな事を想いながら、世界のどこか片隅で日々腕を磨いている。